2003.05：シックなコンポート

5月のレッスンで創った
シックなコンポートアレンジです。

他の生徒さんたちは
去年の5月に創ったワイヤーBOXを
創っていらっしゃいましたが、
私は2度目になるので
一人だけこのアレンジを創りました。

本格的なこれぞ「フラワーデザイン」という
アレンジですね。

一番難しかったのはストローバインの固定。

サハラを削ってコンポートにセットしグルーで止め
楕円形にしたストローバインを
#26でUピン止めします。

このUピンの足は思い切って長くした方がよいようです。
2箇所ほどをUピンで固定し
ストローバインとUピン、
Uピンとサハラの部分をグルーで止めて
ようやく安定しました。

グルーで止めた部分にモスをグルーでつけてカバーし
サハラに薄くモスをUピン止めして
土台のできあがりです。

ローズは#26ワイヤーのクロスメッソド。
乾燥度の高いオールドローズは
茎の根元にワイヤーを挿せない場合
花びらの根元に挿しますが、
今回は茎の根元に挿すことができました。

一番キレイなリラを正面に挿して
その周りをヘデラの実とブルニアで囲みました。
高さをローズよりも低くしてローズを引き立てます。

ヘデラの実は#28の地巻きワイヤーで
ソーイングメソッド、
ブルニアは枝から実だけを切り取り
2〜3個をまとめてツイスティングメソッド。

リラは短めに、シャンペーンは長めの丈で、
ストローバインの楕円形を
ローズでも形取るようにアレンジします。

ストーブは枝毎に切り分けて
そのままサハラに挿します。
ストーブやヘデラもローズと同じように
高さや角度を変化させて
アレンジにリズムを与えます。

このオールドローズのリラは大好きな色。
そして、リラとシャンペーンの色あわせも大好きです。
以前に友人へのプレゼントでも使いました。

アレンジが平面的にならないように
ストローバインの下側や間からも
グリーンを挿します。

あえて楕円形のラインを
崩すような丈のグリーンがあっても
おもしろいと思います。

今回初めて使ったブルニア
このブルニアには
ブラウンなどいろいろな色があるそうです。
ある程度の大きさがあるので
フェイクのベリー類とは違った
マットな感じが出せる花材ですね。