2003.11：壁掛けガーランド

11月のレッスンで創った
壁掛けガーランドです。

クレッセント(三日月)を形取ったガーランドで
10月のレッスンで創ったキャンドルアレンジと
セットで飾ってもステキです。

クレッセントの両端に
#22ワイヤーで作ったフックをつけたので
水平に飾ってもよいのですが、
アシンメトリーが好きな私は
こんな飾り方を想定してアレンジしました。

今回の難関は土台作り。
厚さ5cm、20cm×8cmくらいの長方形の
サハラを、左の図のようにクレッセント型に
カットします。

半分にカットした#22ワイヤーを
Uピンの形にして、両端のワイヤーを
Uピンから4cmくらいのところで
90度に折り曲げてフックを作ります。
クレッセント型の両端に、
裏側からフックを挿し、表側に出たワイヤーは
折り曲げて、もう一度サハラに挿して固定します。

#22ワイヤーで短いUピンを作り、
フックの裏・表のワイヤー8本をまたぐようにUピン止めし、
グルーをタップリつけておきます。

ローズは#24ワイヤーでクロスメソッド。
濃いグリーンのオールドローズはいつも通り
花びらのごく根元部分にワイヤーを挿します。

ヘデラは28#の地巻きワイヤーでソーイングメソッド、
ブルニアは#26ワイヤーでツイスティングメソッドです。
ドライカラ松は#26ワイヤーを
下の笠の間に巻き付けた後
ツイスティングメソッドで処理します。

シナモンスティックは1/2にカットして、
#26ワイヤーでループを作り
タップリのグルーで留めて
足を作ります。
私は1/2本を1本ずつ使いましたが
2本をクロスにグルーで留めたりしても
アクセントになりますね。

まず両端に形のよいヒバの枝をさして
クレッセント型を強調します。
外側の側面にヒバを挿して、大きさを出します。
ある程度外側の側面にヒバが入ったら
ローズやブルニアなどの花材をアレンジします。

クレッセント型の内側の側面にもヒバを挿しますが
カーブがキレイに出るように
小さなヒバをまとめてツイスティングメソッドで処理し
低く、ぎゅっと詰まった感じで挿します。

ローズなどの主な花材が挿し終わったら
間や足元をヒバで埋めて完成。
私はコンパクトなクレッセント型に仕上げましたが
もっと大きなヒバの枝を使って
大きく仕上げてもダイナミックですてきです。