2004.06：ワックスベースアレンジ

5月、6月のレッスンで創った
ワックスベースアレンジです。
　
ワックスベースは
その名の通り「ろう」でできた花器で、
テラコッタや陶器などとは違った
フロスティな雰囲気があります。
細工がしやすいため、
模様を彫ったり、コラージュしたりして
使うこともあるそうです。
　
背の高い花器なので
あまり高さを出さずに
ゆるやかなS字を描いて流れ落ちる
正統派のデザインに仕上げました。

サハラは花器になるべく深く差し込み
2cm程度が花器の上に出るようにカットします。
上に出る部分や四隅は更に削って
丸みを出しておくとアレンジしやすくなります。
　
削ったサハラをグルーで留めますが、
あまり強く力を加えると
ワックスベースが傷ついてしまうので注意。
サハラをスパニッシュモスで覆い
#26の地巻きワイヤーのUピン留めします。

　
Mサイズのローズはバスケットアレンジと
同じように#20ワイヤーでフッキングメソッド後
#24ワイヤーでクロスメソッド。
Sサイズのローズは#26ワイヤーでクロスメソッド。
　　
その他の花材は#28地巻きワイヤーを使います。
アジサイは切り分けて
#28地巻きワイヤーでツイスティングメソッド、
コットンフィリカは、枝の流れを生かしたいものは
長めに切って枝にワイヤーをかけてから
ツイスティングメソッド、
短く使うものは、いくつかを束ねてツイスティングメソッド。
ヘデラはソーイングメソッド。
　
すべての花材をテーピングします。
ヘデラはいろいろな大きさがありますが、
テーピングした時に大きさ別に分けておくと
アレンジしやすくなります。